CTと血液検査の結果・・・な訳で

土曜日の朝、彼女が迎えに来て、病院に連れて行かれました。
この日は、コンピュータ断層撮影いわゆるCTってやつです。「放射線被曝の量が高いんでしょ？大丈夫？？」とか彼女に聞いて「大丈夫だよ、微量だし。検査しないで病気が見つからないより良いでしょ。」って(笑)。検査前にネットで検索したりして、余計な知識を入れる私・・・こういう時、ネットって良いのか悪いのか分からなくなりますよね(笑)。そんなこんなで初CTです。撮影前に、ブォォーーンなんて言っちゃって、波動砲が発射されるかのようで、何かカッチョイイ。私の場合、簡易なCTですのでお気楽な感じで、撮影が終了。
CTが終わり、2時間以上待たされて、診察となりました。この前の血液検査の結果と一緒に。EIZOのモニタ(やっぱりコレか！職業病)に映し出された、体の表面と輪切りになった私の身体・・・。変な感じだ(笑)。マウスでスライス部分を移動する。シュルシュル～内臓系の異常を念の為に調べてくれたようだが、何が何だか分からない私は、お腹の肉ばっかり気になっていた・・・(笑)とりあえず病気の場所以外は、先生が異常が無いと説明してくれた。続いて、血液検査の説明。こちらも色々検査項目があり、HCG-βサブユニット(腫瘍のマーカー)も含めて、異常が無いようだ。相変わらず白血球の範囲値がちょっと少ないのが、自分で気になるとこだが。触れないって事は、問題無いんだろう。

医師の説明が終わり、手術しましょうという結論に至りました。

今まで病名を言ってませんが、罹っている科は、泌尿器科です。「左停留精巣」と言う病気。左の睾丸が左そけい部にあって、降りていないのです。
精巣は赤ちゃんがまだ母親のおなかにいる時、腎臓に近いところから次第に下降し、陰嚢のなかに下降します。この精巣の下降が途中で止まったものが、停留精巣です。新生児の3～4%(未熟児で生まれた子では30%)にみられるそうです。産まれてから自然に降りてくる赤ちゃんも居るようですので、昔は、5歳くらいになるまで降りてこないと、手術するか精巣固定術を行うと言われていたらしいですが、今は、1歳までという考えが主流となっております。両親もこの5歳くらいまでに降りてこなかったら・・・と先生に言われて、その時期が来て、病院に連れて行かれた記憶がありますが、休診。物心ついた時も、この事には気付いてはいましたが、場所が場所だけに言い出せず・・・。それ以来、この出来事はお蔵入りとなった訳です。
月日は流れ、テレビをザッピングしていたら教育テレビで、たまたまこの病気の説明をしておりました。そこで先生が言ってたお言葉「ほったらかしにしたら、将来癌化する(実際は、癌化する可能性が高いって言ってたかも)。」

ガーン(ここでダジャレかよ)！！

その言葉に引っかかりつつ、「病院行かなきゃ、行かなきゃ」って思っていたんですが・・・。

やはり将来、癌化する可能性が高いから除去するのが良いというのが、医者の見解です。
私は、ある程度パソコン等の事には、詳しいですが、医療に関しては、全く知識がありません。私の隣に居てくれた彼女が先生に、除去した時の影響、不妊等・・・色々と医者に質問してくれた。

これらも「右側がしっかりしているので、除去による影響は無いでしょう」との事です。
一人で行ってたら、何も疑問を持たず、言われるがままだったろう。
一旦、帰ろうとしたが、思い出したのか高額療養費制度の受け方についても、会計で聞いてくれた。

餅は餅屋。本当にありがたい。

この前の日記で大学病院とかも視野に入れてましたが、帰り道彼女が、すぐに手術の話をした事、医師のテリトリー外なら今は病院を紹介したりするがしない事、CTや血液検査の結果に問題が無い事、先生の受け答えにブレが無い事、などなど、「受け答えもハッキリしてたし、たぶん信頼出来る先生だと思うよ」って言ってくれたので、この病院で手術をする事に決めた。

とりあえず、手術の仮予約を来月19日に入れた。

結婚の事を考える時、いつもこの病気が引っかかった。5年付き合って結婚を決めた人は、黙って結婚しようとしましたが・・・(結局、違う問題で式場を予約し、予定の半年前に別れました)。もし、無事に手術が終わったら、結婚について考えようと思う。