犬のきもち・・・な訳で

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“吾輩は犬である。名前はまだ・・・無い訳が無い。
どこで生れたかとんと見当がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でワンワン泣いていた事だけは記憶している。吾輩はここで始めて人間というものを見た。”
日曜日の昼下がり、如何お過ごしでしょうか。今宵は十五夜ですね。ちょっと文学チックに、十五夜の名曲に乗せて、おはこんばんにちは。夜は、関東に台風がくるみたいですけどNeeee!!

さて冒頭の写真は、実家で飼っている愛犬である。黒くて写真だと何だか分からないが、ラブラドールレトリーバーの12歳。犬の12歳、人間で言うと還暦を迎え定年退職し、いそいそと余生を楽しんでいる頃でしょうか。
先週末、母親から「熱が40度あり、心臓の音も乱れて、高齢の為、急変することもある。」との、愛犬の状況を知らせるメールが着ました。しかし次の日に「熱も下がり、血液検査も異常がない」とのメールが着たので、一安心しておりました。
そしてまた、木曜日あたりに「一度病院から帰ってきて、その後も毎日熱が出て、また入院した」とのメールが着ましたので、土曜日に実家へ帰りました。入院している愛犬のお見舞いの為に。
病院へ行く前に実家へ帰ると、ちょうど母親と病院の先生が電話口で会話をしておりまして、点滴し、2,3日様子を見ているけど、大丈夫のようで、どうやら退院するみたいです。一先ず安心。母親から症状を聞くと、入院する前、熱が上がって痙攣が起きたそうです。
動物病院の先生も、精密検査をしないと分からないような状態。熱からくるものなのか、脳からくる“てんかん・発作”なのか・・・。脳の場合は、犬のMRI検査をしなければ分からないようで、そういった検査をしてくれる病院も限られていて、しかも、もちろん保険が利かない為、高額になります。今後どうするかは、家族次第な訳ですが・・・。
病院から帰ってきた愛犬は、元気そうでシッポをビタビタ振り回しながら興奮状態。今日は寝ている愛犬を、必要以上に撫で捲った私。
動物を飼ってない人には、分からないと思いますが、10数年も一緒に過ごしていると、家族のようなものです。なので、動物モノの映画や、動物で感動させるなんちゃら動物園とかって、あまり観たくないのよね、絶対泣いてしまうのが分かるから(笑)。
痛い思いをさせてまで、長く生かしていくのか、それとも天命なのか。私には、犬の言葉が分からないから難しいね。我が家にきて、うちの犬は幸せだったんだろうか、そんな事を考えさせられる今日この頃。でも、毎日2回散歩して、ご飯を食べさせて、叱られたりするけど、私の父親の事は大好きだろうね(笑)。

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